CROSSOVER’06最終戦
小島がV9に失敗! ケアが三冠王座初戴冠
カズが中嶋を制しJrリーグ戦で優勝
【t.SAKUMA】
全日本プロレス「CROSSOVER’06」最終戦となる3日の大田区体育館大会でタレントの滝沢秀明さんと脚本家の内館牧子さんも来場。超満員となる3700人が見守る中、メーンイベントでは太陽ケアが小島聡を破り、三冠ヘビー級王座を初戴冠し、第34代王者となった。
今年のチャンピオン・カーニバル決勝戦で初優勝したケアは、04年10月31日の両国国技館での川田利明戦以来、約1年半ぶりに王座に挑戦。全日本の創始者であるジャイアント馬場さんの「王道」を受け継ぐケアは、馬場さんの得意技であったかわず落とし、脳天唐竹割り、ランニングネックブリーカーなどを繰り出し、小島の強烈なラリアットを耐え抜いてみせると、TKOからH5Oの必殺技連発で3カウントを奪取した。
試合後は初防衛戦の相手に「川田利明」と、同じ王道を受け継ぐ先輩を指名。「サンキュー、ジャイアント馬場」と天国の馬場さんにメッセージを送りながら、自ら指名した川田にも「10回防衛した川田と戦って、どちらが強いか証明したい」と挑戦状を叩きつけた。
【t.SAKUMA】
今シリーズを通して行われたジュニア・ヘビー級リーグ戦の優勝決定戦は、Aブロック無敗のカズ・ハヤシが、Bブロック2勝1分の中嶋勝彦を死闘の末にファイナルカットで倒し優勝を飾った。中嶋のR16、ジャーマンスープレックスといったフィニッシュ級の技を耐え抜き、2発目のファイナルカットで勝利をつかんだカズは、「全日本ジュニア、毎年6月仕掛けていきます」と、今後も6月にジュニアの祭典を仕掛けていくことをアピール。優勝者の権利として、世界ジュニア王者の近藤修司に対し「リアルチャンピオンのカズ・ハヤシとやってみろ。最高の舞台を用意してやる」とタイトル戦を要求した。
武藤敬司と鈴木みのるの初遭遇は、武藤組に凱歌が上がった。武藤とみのるは互いに先発を勝って出るも、ファーストコンタクトではアクションを起こさず。しかし、みのるがAKIRAをスリーパーにとらえると、武藤も竹村にスリーパーを仕掛け、敵同士でスリーパーの競演。武藤のドラゴンスクリューに対し、みのるもスリーパーで返し、互いに得意技を繰り出していく。本家シャイニングウィザードでNOSAWAを沈め、勝利を奪った武藤は、会場に飾られていた故橋本真也さんの遺影に手を合わせ、「未知との遭遇で、橋本だったらどうするのかと思った」と1年前に急逝した亡き友を思い浮かべながら、みのるとの一騎打ち実現についても「TPOが合えば」と前向きな姿勢を見せた。
ジュニアヘビー級リーグ戦全敗の“strong”YASSHIは「YASSI“ストロング”体感マッチ」として佐々木健介と一騎打ち。5.28神戸大会ではボコボコにされた上、“二次災害”にまであっているYASSHIは、なんと、ヘルレイザース時代の健介の化身パワー・ウォリアーに扮して登場。しかし、健介のチョップにまったく歯が立たず、VMの仲間を呼び込むが、出てきたのは本物の北斗晶。健介がYASSHIを肩車にとらえたところで、北斗がコーナートップから木刀を手にダブルインパクトを決め、YASSHIを完膚なきまでに叩きのめした。